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昔のモヤモヤ(神通力、、、)

 

こんにちは、紺色猫太です。

 

今回は昔のモヤモヤ(神通力)についてです。別にオカルトではありません。私もそんなもの使える訳では無いですし。それに、辞書で調べた「神通力」と私がこれから記載する「神通力」は意味が異なります。私が経験したことの一つを私が「神通力」と呼んでいるに過ぎません。ですが、この記事をお読みになってご自身の経験で、これは「神通力」ではないか?と思い浮かぶことがあるかも知れません。

 

ネットで神通力の意味について調べると

・超人的な能力。通力 (つうりき) 。何事も自由自在になしうる力。と出てきます。

 

私が経験したこととして主に中学時代の内容が中心になります。中学時代の私はお世辞にも優秀な学生ではありませんでした。しかし不良でもありません。根暗でオタク気質。学業や運土神経は他の学生に劣ることを自覚して常に劣等感を抱えていました。運動系の部活動に所属していましたが、実力は底辺でした。こんな状態なので校舎内で同級生に馬鹿にされたり、煽られても「どうせ俺なんて、、」と卑屈になって嫌がらせが過ぎるのを耐えることが多々ありました。そうした楽しくない中学時代を過ごし、高校、大学、社会人を時が過ぎました。嫌な記憶はいつまでも残り続けるもので未だに辛かった記憶が出てきてわああああ!!!!となる時があります。

 

そして、なぜ中学時代に馬鹿にされたり、煽られた時に拒絶や喧嘩をせずに耐えることを選んでしまったのかと考えてみました。その時の相手はどんな状態で今どうしているのかとも考えました。先ず、私が馬鹿にされたり、煽られた時頭の中で想起したのは「こいつはムカつくけど俺より運土神経が良いし喧嘩になったら敵わない」だったり「今クラスの中心人物に盾突くのは得策ではない」、「喧嘩したら親が呼ばれて面倒になる」「あいつの周りの奴らも喧嘩が強そうだ」です。つまり、私は相手の背景に屈したことになります。相手は私がそんなことを考えているとは思わないでしょう。

 

なぜ「神通力」だと思ったのかと言うのは以下の経験からです。登場人物は別の記事にも登場してきます。

 

ケース①同じ部活のレギュラーメンバー

私は中学時代に同じ部活のレギュラーメンバーに嫌がらせを受けていました。毎回悔しい思いをしましたが、心の中では「俺は補欠であいつはレギュラー、盾突くのはやめよう」と思い耐えていました。彼は中学時代卒業後はどうしていたかは知りませんでした。彼と成人式で会った時に「中学時代はごめんなさい」と謝られました。私は思い当たる節がありすぎたのと、もう関わり合いたくなかったので「わかったよ」と言ってその場を終わらせました。人伝に聞いた話では彼は同じ部活の他の部員にも嫌がらせを行い退部させていました。辞めた部員がそのレギュラーメンバーが原因で辞めることを顧問に伝えて退部したそうで、顧問から厳重注意を受けていたとのことでした。また、同じ部活ではありませんが、別の同級生(記載上B君)とも問題を抱えているとのことでした。私とそのレギュラーメンバーは別のクラスでしたが、高校や大学に進学した時に開いた同窓会で毎回B君と喧嘩していたそうです。このことから、私は運動や学業が優秀でも人を蔑ろにすると後々になってから相手にされなくなると思いました。

 

 

ケース②他部活メンバー Wさん

私は所属していた部活とは別の部活の人からも嫌がらせを受けていました「どんだけ弱いんだよ、、、」と思いますが私には当時どうすることも出来ませんでした。高校生になり、中学時代に仲の良かった友人から学園祭に呼ばれました。私は地元の友人と一緒に出向きました。そこで、全く把握していなかったのですが、出向いた学校にWさんがいたのです。私と友人が学園祭で出向いた校舎の階段を下りていると、廊下からWさんが現れました。彼は私を見るやビック!!となり、私と視線を数秒合わせた後、来た所へ引き返して行きました。私は数秒の出来事だったので最初はわかりませんでしたが、彼を視認している間、心の中では「あ、あいつだ。Wだ。この学校だったのか」と思い、彼の目を凝視したまま階段を降りていました。私を招待した友人によると「Wは高校生になってからは大人しくなった。中学時代とは別人のようだ」と言っていました。

 

以上、2つのケースでは彼らは私からすれば中学時代を謳歌したスーパーマンでした。憎くもありながら羨ましくもありました。彼らがなぜ中学卒業後も同じ態度を維持出来なくなったかと私なりに考えました。結果、彼らの「背景」が進学によって霞んでしまったからだと思います。進学し、能力が同じ様な人たちが集まり、マウントが取れなくなった。寧ろ自分が下かも知れない。優越感を感じる相手がいなくなった。ということだと思います。更に私の中学の学区は周辺の小学校からエスカレーターで入学します。なので人間関係でも中学時代は苦労することが無かったのでしょう。ここで、冒頭に書いた「神通力」が出てきます。中学時代は部活の地位や学業、友人の華やかさを武器に相手を無言に威圧することが出来ましたが、環境が変わると通じなくなります。そこで彼らはようやく環境によって生かされていたことを痛感し、私からすれば小さい存在に様変わりしていました。そして、中学時代に威圧したり馬鹿にした相手に再度同じ態度で接することは出来ないでしょう。また、自分が見下した相手には温かく接することはプライドが許さないでしょう。結果、彼らは私の前で縮こまる態度を見せました。多少それますが、社会人になってからは会社員として上司や先輩、取引先に圧をかけられる時も私の考える「神通力」に似ているなあ、と思います。

 

どれだけ優秀でも人を馬鹿にしたり嫌がらせすることは許されません。しかし、彼らは中学時代の威勢を進学後も維持できなくなっていました。彼らのその後はわからないのが残念です。恐らく、学生時代にブイブイ言わせて周りに迷惑かけた人達が大人になってからどうなったかを知る術が多くの環境で無いでしょう。同窓会が定期的にあったり、情報通の友人がいれば話は別ですが。

 

私は中学時代悔しい思いを沢山しましたが、その後の人生は何とかしようと努めるきっかけにしました。大人になった今でもつまずくこともありますし、学生時代に悔しい思いをせずに上手く過ごせたらと思いました。しかし、学生時代に悔しい思いや悲しい思いをした自分に報いるには今を精一杯生きて幸せなるように努めることだと思います。もし、タイムマシンがあって大人の自分が中学時代の自分に「大人になってもダメダメだよ」と言ったら学生の自分はきっとしんどいでしょうからね。

 

今回はここまでとさせていただきます。お読み下さりありがとうございます。あなた人生がよいものになりますように。