30歳無職の活動日記

30歳無職の暮らしの発信と株取引の紹介

退職したその後

こんにちは。紺色猫太です。

 

前回は会社を辞めたきっかけについて記載しました。今回はその後について記載します。また、記事を投稿した後から徐々に閲覧者様が増えてきております。

とても励みになります。ありがとうございます。

 

今回の記事は以下になります。

・自分に起きた変化

 

先ず、会社を退職した翌日についてです。

会社の最終勤務日翌日、私は少し遅い時間に目が覚めてそのまま妻とスーパーに買い物に行きました(妻とは退職の約半年前に結婚しておりました)。

平日の日中ということもあり、スーパーは空いていました。その日はよく晴れており、外を出歩くと風が気持ちよかったのを覚えています。

今までは朝から夜までずっと会社内にいたこともあり、平日の日中に出歩くのは不思議な気分でした。

 

 

今回の主題の自分に起きた変化についてです。

先ず漠然とした不安を日中ずっと感じるようになりました。お金は大丈夫かな?仕事はどうしよう?この先、家も車も欲しいけど持てるかな?親や友人はどう思うだろう?といったことです。サラリーマンだった時、日中は仕事に追われていたので将来のことを考える暇もありませんでした。お金については毎月月末に給与振り込みがあったので、「生きていくためのお金」については全く考えていませんでした。将来については会社の若手先輩が家を建てたり、子供ができた話を聞くと自分も先輩くらいの年齢にはそうなっているのかなぁ。くらいの漠然とした気持ちでした。

 

後は過去の嫌なことを思い出すことでした。私は学生時代の友人関係はまともではありませんでした。中学時代、体育関係の部活に所属していたのですがずっといじめられていました。ド〇えもんのジャ〇アンとスネ〇みたいのに嫌がらせを受けていました。一度、部活の顧問先生を交えて和解したこともありましたが、陰湿な嫌がらせは最後まで続きました。情けないですが私自身、その部活では活躍出来る立場ではなかったので相手に強く出られなかったのもありました。なのでその部活で楽しかった思い出はありません。会社を辞めて家にいると中学時代の嫌な思い出が頭の中で自動再生されるのです。妻と家で他愛もない会話をしている時でも当時のジャ〇アンとスネ〇がやって来て当時の私に嫌がらせをするのです。その嫌な感情を思い起こしてげんなりしていました。唯一嫌な感情から逃れる手段は寝ることでした。そうして日中寝続けたことで昼夜逆転し生活リズムが崩れていきました。また、起きてじっとしている時でも嫌な記憶が自動再生されるのでその感情を押し込めるために頭の中ではいろんな感情が台風のようにゴーゴーと渦巻いていました。

そうすると妻とも些細なことで喧嘩することが多くなりました。妻は悪くないと分かっていながらも、私自身は平常心ではないのでちょっとしたことで喧嘩になりました。その上、昼夜逆転生活になっていたため妻からすれば私は日中ダラダラ寝て起きたと思えば不機嫌ですぐ喧嘩になる。妻からも「こんな生活イヤッ」と何度も言われました。

 

私自身もこの状態は普通ではないと感じていたため、何かしないとといくつか行動しました。

 

➀外に出る

②過去に記憶の上書き

 

➀外に出る

仲の良い友人は皆サラリーマンのため平日の日中は会えません。なので一人で行動するしかありません。なので「図書館へ行く」「ジムに通う」「散歩」を先ずはすることにしました。「図書館」へは好きな本を持って行きました。日中の図書館は大学受験生や定年退職したおじさん達、まだ小さい親子連れの方々が主な利用者でした。本は家でも読めるのですが、家にずっといるとまた嫌な記憶が蘇るので環境を変えたかったのです。また、少し変かも知れませんが、図書館では児童向けの絵本も毎回2~3冊読んでいました。優しい絵柄と文章に癒されていました。

 「ジム」については、市営の体育館が近くにあり、筋トレやランニングマシンを使っていました。体を動かしている間は嫌な記憶が自動再生されませんし、体を鍛えることで達成感を得られました。体を鍛えてよかったことは、もし、今ジャ〇アンとスネ〇に会ったとしてもケンカなら負けないぞという自信も得られたことです(まぁ実際にケンカなどしないのですが)。

 「散歩」についてですが、公園や川沿いを歩くことで気分が晴れました。自分の住んでいる町でも知らない建物やお店、道があるので新しい記憶作りとしていいと思います。

 

 

過去に記憶の上書き

嫌な記憶を思い出して日中苦しめられていましたが、自分なりに対策していました。

「過去のジャ〇アンとスネ〇にやり返す」「ジャ〇アンとスネ〇より優位になる」「ジャ〇アンとスネ〇を味方にする」です。

 「過去のジャ〇アンとスネ〇にやり返す」とは、過去にジャ〇アンとスネ〇に対してこっちから仕返しした時を思い出してなだめる方法です。具体的には、中学の3年の時、スネ〇に嫌がらせをされた時に怒ってスネ〇の首を思いっきり両手で絞めたことがあります。時間にして1分くらいでしたが、首を絞めた後スネ〇はやり返すでもなく、涙目のまま離れていきました。また、19歳の時に当時の部活メンバーで集まった時に私が睨んだらスネ〇が怯えて近づいてこなかったことを思い出しました。そうすると、「自分もなかなかやるじゃないか」と思えて嫌な感情が薄まりました。

次にジャ〇アンとスネ〇より優位になる」についてですが、私は中学時代の部活でジャ〇アンとスネ〇以外には6人くらい仲の良い友人がいました。現在でも集まって遊ぶことがある大切な友人たちです。その友人たちが私にしてくれたことを一つ一つ思い出すのです。友人が私の家に遊びに来る時に最新のゲーム機を持って来てくれたこと、毎回遊びに誘ってくれること、友人が遠方に引っ越しした後でも呼べば駆けつけてくれること。他の人からすれば小さなことですが私にとってはどれも嬉しいこととして記憶しています。私は友人達がしてくれたことをジャ〇アンとスネ〇にはしていないことを想像して「自分はこんなにも恵まれているんだ。過去のことで気に病む必要は無い」と恵まれいる自分と何も無いジャ〇アンとスネ〇を比較して気持ちをなだめました。

 最後に「ジャ〇アンとスネ〇を味方にする」についてですが、退職して嫌な記憶を思い出すのはどうしてかなと考えた結果、将来に対する不安が過去の嫌な記憶を思い起こさせていると連想しました。過去の嫌な記憶を思い出している間は将来への不安を想像していませんでした。なので過去の嫌な記憶として出てくるジャ〇アンとスネ〇は私自身が将来への不安から逃れるために呼び出しているのではと思ったのです。なんだったら別の人が別の記憶で出てくれば良いのにと思いましたが、、、。そこで更に想像します。当時のジャ〇アンとスネ〇が学ランを着て私を応援することを想像します。「フレー、フレー、猫太!。頑張れ頑張れー猫太!」と想像します。嫌いな相手から好意的なことをされた方が印象が大きく残るので、嫌な記憶が出てくる時は彼らに応援団になってもらいます。

 

退職して1年経った今でもふとした時にジャ〇アンとスネ〇が頭の中で嫌がらせして来ますが上記のどれかで退治しています。

サラリーマンだった時は日々の仕事や先輩、上司、取引先のことを考えるだけで良かったのですが、無職になると考えや感情、記憶が無尽蔵に広がります。その結果私は更に病んでしまった時期もありました。しかし人生で自由な期間も今だけだと割り切って過ごしています。

働いていると不意にボーッと過ごしたいと思うかも知れませんが、いざ会社に縛られない環境になってみるとこんな状態になるんだと知っていただければ幸いです。

また、似たような悩みを抱えている方にお伝え出来たなら嬉しいです。

 

今回もここまでお読みいただきありがとうございました。

あなたの人生がよいものになりますように。